-------- Chat Monitor Ver 0.07 Copyright (C) 1999-2001 Tetsuo Handa -------- この度は、「Chat Monitor Ver 0.07」をダウンロードしていただきまして 誠に有り難うございます。Chat Monitor は、チャットで発言がされたら画面と サウンドで教えてくれます。誰もいないチャットルームで誰かが来るのを待っている ときに使います。 ホームページの更新の有無を調べるソフトがあるのだから、チャットの発言の有無を 調べるソフトがあっても良いんじゃないかなと思って作りました。 動作環境: OS :Windows 95/98/NT4.0/2000/Me CPU:x86系(Pentium等)または互換 アーカイブファイルの内容について: CM.EXE チャットの発言を監視するプログラムです。 CM_SETUP.EXE 環境設定ファイルを編集するプログラムです。 CM.TXT このファイルです。 インストール方法: CM.EXE と CM_SETUP.EXE を適当な場所に置いてください。 アンインストール方法: CM.EXE と CM_SETUP.EXE と CM.INI と CM.TXT を削除してください。 環境設定: Ver 0.07 では、CM.INI は直接編集せずに、CM_SETUP.EXE で設定できるようになりました。 ただし、内容を理解した上で手動で編集しても構いません。 CM.INI には、共通の設定と個別の設定があります。共通の項目は、以下の通りです。 前バージョンまでとは異なる項目や追加された項目があります。 [COMMON] UserAgent ユーザエージェントを指定します。この項目は、手動で設定してください。 UseProxy プロキシを使う場合は 0 以外を、使わない場合は 0 を指定します。 ProxyServer プロキシのサーバ名指定します。 ProxyPort プロキシのポート番号を指定します。 UseSound 発言があった場合にサウンドファイルを再生する場合は 0 以外を、 ビープ音を鳴らす場合は 0 を指定します。 Sound .WAV ファイルを指定します。UseSound = 0 の場合は、無視されます。 Key0 ~ Key9 セクション名を指定します。COMMON というセクション名は指定できません。 個別の項目は、以下の通りです。 [セクション名] タイトルを指定します。COMMON というセクション名は使えません。 Server チャットや掲示板のあるサーバ名を指定します。 Port サーバのポート番号を指定します。ほとんどの場合、80 です。 Document チャットや掲示板のパスを指定します。最初の / は不要です。 (例)http://www.chat.com/chat.cgi?file=room1 をチェックする場合 Server=www.chat.com Port=80 Document=chat.cgi?file=room1 (例)http://www.chat2.com:8000/chat.cgi?file=test をチェックする場合 Server=www.chat2.com Port=8000 Document=chat2.cgi?file=test Interval 発言をチェックする間隔を秒単位で指定します。(10~3600秒) CharSet チャットや掲示板で使用されている文字コードを指定します。 ShiftJISの場合は 0 を、JISの場合は 1 を、 EUC-JPの場合は 2 を指定してください。 UseIgnoreUntil IgnoreUntil で指定した内容を有効にする場合には 0 以外を、 無効にする場合には 0 を指定します。 IgnoreUntil 指定された文字列が最初に出現する位置から先を比較の対象とします。 何も指定されていなければ、1行目から比較されます。 (例)最初に <HR> が出てくる位置までを無視する場合 IgnoreUntil=<HR> (例)最初に <BR> が出てくる位置までを無視する場合 IgnoreUntil=<BR> UseIgnoreAfter IgnoreAfter で指定した内容を有効にする場合には 0 以外を、 無効にする場合には 0 を指定します。 IgnoreAfter 指定された文字列が最初に出現する位置までを比較の対象とします。 何も指定されていなければ、ページの終わりまでが比較の対象となります。 (例)最初に <HR> が出てくる位置以降を無視する場合 IgnoreAfter=<HR> (例)最初に <BR> が出てくる位置以降を無視する場合 IgnoreAfter=<BR> UseIgnoreList IgnoreList で指定した内容を有効にする場合には 0 以外を、 無効にする場合には 0 を指定します。 IgnoreList 指定された文字を無視します。 何も指定されていなければ、すべての文字が比較の対象となります。 (例)「0」~「9」、「分」、「秒」、「,」を無視する場合 IgnoreList=0123456789分秒, (例)「残」「り」「時」「間」の4文字を無視する場合 IgnoreList=残り時間 UseShell Shell で指定した内容を有効にする場合には 0 以外を、 無効にする場合には 0 を指定します。 Shell ブラウザと最初に表示したいアドレスを指定します。 この設定をすれば、更新された時に、「表示」ボタンをクリックするだけで ジャンプできます。 アドレスのみを指定した場合、デフォルトのブラウザで表示します。 (例)Internet Explorer で表示する場合 Shell=C:\Program Files\Internet Explorer\IEXPLORE.EXE http://hp.vector.co.jp/authors/VA022513/index.html (例)Netscape Navigator で表示する場合 Shell=C:\Program Files\Netscape\Communicator\Program\Netscape.exe http://hp.vector.co.jp/authors/VA022513/index.html (例)デフォルトのブラウザで表示する場合 Shell=http://hp.vector.co.jp/authors/VA022513/index.html 設定方法に関する質問はそのページのURLを書いてメールかBBS等でお願いします。 操作方法: 更新があると、ウィンドウが最前列に表示され、音が鳴ります。 UseShell の値が 0 以外の場合は、「表示」というボタンが現れます。 このウィンドウは常に最前列に表示されるようになっているので、他のウィンドウで 隠す事はできません。最前列表示を解除するにはウィンドウをダブルクリックしてください。 タスクトレイにあるアイコンを左クリックすると表示、右クリックすると非表示になります。 Shift キーを押しながらウィンドウをダブルクリックした場合も、非表示になります。 注意事項: Interval が小さいとサーバやネットワークに負担がかかるかも知れません。 アドレスには、http:// で始まるもののみが指定できます。 認証を必要とするサーバでは使えません。 パスワードを必要とするチャット(特に、ツーショットチャットに多い)では使えません。 ただし、パスワードを必要としない画面(例えば、待合室)では使える場合があります。 認証を必要とするプロキシサーバを経由しなければならない場合は使えません。 Javaを使用したチャットでは使えません。 Cookieを必要とするチャットでは使えません。 ページの文字コードがShiftJIS、JIS、EUC-JPのどれにも当てはまらない チャットでは使えません。 その他: このソフトはフリーソフトです。本プログラムを使用することによって起きる 損害等について、作者は一切責任を負いませんのでご了承ください。 バグが残っているかもしれませんので、出来る限りバージョンアップの サポートをしたいと思います。 バグ報告や要望がございましたらメールまたはBBSにてお願いします。 Home Page にて最新版を公開したいと思います。 E-mail : a5497108@anet.ne.jp BBS : http://www2.lunartecs.ne.jp/~ospc/cgi/bbs2/pt.cgi?room=PANDA Home Page: http://hp.vector.co.jp/authors/VA022513/ 余談(このソフトが開発されたわけ): ある日、あるチャットで待機モードに入ったまま、他の作業をしていたら、 いつの間にか誰かが入室して発言していました。数分後に気がついたのですが あやうくチャットをしそこねそうだったので、誰かが来たら教えてくれる方法は 無いものかと考えました。そうして、この Chat Monitor が開発されました。 更新履歴: 1999/10/15 Ver 0.01c を公開しました。 1999/10/16 Ver 0.01d を公開しました。 変更点 サウンドの再生を非同期式にしました。 1行目(参加者や滞在時間が表示される可能性がある行)を 無視するオプションを付けました。 1999/10/30 Ver 0.02 を公開しました。 変更点 ブラウザを起動できるようにしました。 1999/11/05 Ver 0.03 を公開しました。 変更点 アイコンをタスクトレイに表示するようにしました。 2000/02/29 Ver 0.03 を再公開しました。 変更点 サービスパック3を導入した環境で再コンパイルしました。 2000/03/22 Ver 0.03a を公開しました。 変更点 MSINET.OCX を使わないで、WININET.DLL を直接呼び出すように しました。 2000/04/22 Ver 0.04 を公開しました。 変更点 Visual Basic 5.0 から Visual C++ 5.0 に移植しました。 そのため、MSVBVM50.DLL と VB5JP.DLL が無くても 動作するようになりました。 2000/04/28 Ver 0.04a を公開しました。 修正点 UseSound のつもりが、UserSound となっていたのを修正。(^^; それに伴う不都合の修正。 2000/05/10 Ver 0.05 を公開しました。 変更点 IgnoreFirstBR を廃止して、新しく IgnoreUntil を追加しました。 2000/10/10 Ver 0.06 を公開しました。 変更点 環境設定を CM.INI にまとめ、複数のチャットを同時にチェック できるようしました。 読み込みを非同期にして、チェック中でも応答を速くしました。 HTTPレスポンスがエラーの場合は表示するようにしました。 2000/12/01 Ver 0.06a を公開しました。 変更点 Visual C++ 6.0 で再コンパイルして、ファイルサイズを縮小しました。 ドキュメントの記述を一部変更しました。 2001/02/15 Ver 0.06a を再公開しました。 変更点 ホームページ移転のためにドキュメントの記述を一部変更しました。 2001/03/27 Ver 0.06b を公開しました。 変更点 Visual C++ 6.0 サービスパック5を導入した環境で再コンパイルしました。 ホームページ移転のためにドキュメントの記述を一部変更しました。 2001/04/04 Ver 0.06b を再公開しました。 変更点 アーカイブの中に CM.INI を入れ忘れていました。(^^;; 2001/07/26 Ver 0.07 を公開しました。 変更点 環境設定をするためのプログラムを作成しました。 ページサイズの上限を取り除きました。 検索開始位置と検索終了位置を指定できるようにしました。 指定された文字を無視できるようにしました。